Q & A

よくあるご質問

ヒプノ赤ちゃん講座とはどんな形で進められるのですか?
日本ヒプノ赤ちゃん協会では、「ヒプノ赤ちゃん」というオリジナルプログラムを確立し、しかるべき訓練を受けた認定プラクティショナーが、妊娠中の方を対象にそのメソッドをお教えしております。
ヒプノ赤ちゃんプログラムとは、ヒプノセラピーの手法を用いた穏やかで自然に委ねた出産法で、日本ヒプノ赤ちゃん協会の代表である宮崎ますみが、アメリカ、ヨーロッパなどで行われてきた催眠を用いた出産法や古来より受け継がれてきた自然出産の歴史などを紐解き、現代の日本の出産環境の中で実践できるよう考案されたオリジナルメソッドです。
通常のヒプノセラピー個人セッションとは異なり、講座形式で進めさせていただきます。

体調やご都合など考慮のうえ、スケジューリングさせていただきますが、全12時間のコースを原則3時間×4回または4時間×3回に分けてお教えいたします。 出産に対するネガティブな思いを手放すための各種ワーク、理想的な出産に対するビジュアライゼーション、赤ちゃんとの胎話、お産時の呼吸法等々、さまざまな技法を用いながら、具体的かつ実践的にご指導いたします。この講座で学んでいただいたことは、出産だけでなく、その後の人生においても役立てていただける応用可能な内容となっております。

ヒプノ赤ちゃんを学べば、痛みなく出産することができますか?
ヒプノ赤ちゃんを学びさえすれば、必ずや痛みがない穏やかな出産ができるわけではありません。
ただし、ヒプノ赤ちゃんのメソッドとテクニックを習得していただき、出産に対する恐れや不安を手放し、大いなる生命エネルギーに委ねていくあり方をご自身のものにすることで、穏やかな痛みを伴わない出産に繋がる可能性は非常に高くなります。 女性にとって出産とは正常で自然な機能であり、ハイリスクのケースを除き、本来は過剰な痛みを感じることなく、穏やかで落ち着いた出産をすることが可能です。

ヒプノ赤ちゃんでは、もともと備わっている「産む力」を引き出し、ご自身の身体と赤ちゃんと力を合わせてお産を進めていく方法をお伝えしています。 理想的な出産を実現するには、まず、ご自身の中に潜んでいる出産に対する恐れを手放すことが非常に重要です。 ヒプノ赤ちゃん講座の前半では、「恐れと向き合い手放していくこと」に重点を置いて進めていきます。
そのうえで、出産に対する正しい知識を持ち、リラクゼーションや各種呼吸法、自己催眠やビジュアライゼーションなど各種技法を身につけていただくことで、自信を持って落ち着いてお産に臨めることでしょう。
妊婦本人だけで受講できますか?
ヒプノ赤ちゃんプログラムは、出産立会人であるパートナーの方と共に受講いただくことをお勧めしております。
出産立会人とは、ただお産時に居合わせる一人、ということではなく、重要な役割を担うパートナーとして考えているからです。 妊婦さんと赤ちゃんの強い心の支えになるのはもちろんのこと、医療従事者との架け橋役にもなっていただき、ご家族皆さんで絆を深めながらお産を迎えていただきます。

講座では、パートナーの方にも、赤ちゃんを迎える心の準備やお産時の重要な役割についてお伝えしております。
ただし、立ち会える人がいない、という場合にもヒプノ赤ちゃんを学んでいただけます。 シングルマザーの方でも、もちろん歓迎いたします。 多様な家族形態やご事情に合わせて進めさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
無痛分娩とは違うんですか?
一般的に言われている「無痛分娩」と「ヒプノ赤ちゃん」は全く異なるものです。 「無痛分娩」とは、陣痛を和らげるために薬を使って分娩を行う方法を言います。 一方、「ヒプノ赤ちゃん」は、投薬や過剰な医療に頼ることなく、本来備わっている「産む力」を最大限に引き出して、穏やかな出産をご自身でクリエイトしていくものですので、無痛分娩とは相対した方法です。
現在の医療機関で行われている無痛分娩は、硬膜外鎮痛と点滴からの鎮痛薬投与の2つの方法が一般的です。
硬膜外鎮痛では、硬膜外腔という背中の脊髄の近い場所に、局所麻酔薬という薬と、多くの場合それに医療用麻薬を加えたものを投与します。 点滴からの鎮痛では静脈の中に医療用麻薬を投与し、痛みを和らげます。点滴により静脈の中に薬が入ると、その薬はお母さんの脳に届きます。薬の量はお母さんよりは少ないながら、胎盤を通過して赤ちゃんの脳にも届きます。 眠ったまま生まれてくる赤ちゃんがいるのはこのためです。
また、子宮の収縮を起こす神経領域まで麻薬がまわることで陣痛が弱まり(微弱陣痛)、結局、吸引分娩(鉗子分娩)や帝王切開になる可能性も少なくありません。 そうなると赤ちゃんへの負担がかかってしまいます。 これまで欧米ではこの無痛分娩が一般的に行われてきましたが、ここ最近は、薬を使って出産をすることに抵抗感を持つナチュラル志向のお母さんが催眠出産を好んで選択されるようになりました。
講座を受ける時期は妊娠期間のいつ頃が良いのでしょうか?受けない方が良い時期などありますか?
講座を受けていただくのは、母体が安定してくる13週以降からスタートすることをお勧めしております。
講座でお教えするリラクゼーションや呼吸法、ビジュアライゼーションや赤ちゃんとの胎話など、妊娠期間中から実践していただくことで心穏やかにお過ごしいただけますし、他の技法も含め、毎日わずかな時間でも練習を重ねることでより良いお産に繋がっていきます。
またお産が近くなりますとお身体にも大きな負担がかかってまいりますので、出来ましたら13週から34週までの間にすべてのクラスを受講いただくことを推奨しております。 ただ、体調やご事情もさまざまだと思いますので、妊娠初期や後期の方もご相談のうえ、ご負担のかからない形で進めさせていただくことは可能です。
催眠出産と聞くと怖いイメージがあります。
催眠と聞くと、まるで操り人形のように相手の思うままにコントロールされてしまうのではないか、といった誤ったイメージを持つ方が少なくありません。しかし、実はどなたでも日常的に「催眠状態」に入っていると言われています。
例えば、次に挙げる事例は、どなたにもご経験があると思います。
仕事に熱中するあまり時間の経過を忘れてしまっているとき、空想に心を奪われているとき、映画やテレビ映画に引き込まれ、自分も登場人物の一人になったかのように見入っているとき……。
このような状態は催眠状態にあると言えるのですが、周りの会話も聞こえていますし、意識はしっかりとしていますよね。 ですから、催眠とは怖いものではなく、極めて自然で深いリラックスに包まれている状態にいることだとご認識ください。

催眠出産とは、ご自身で催眠状態に入り、とてもリラックスした状態で、かつ完全に自分で自分をコントロールしながら、自分の母体と赤ちゃんと協調してお産をすすめていくものです。 分娩中にリラックスしていると、モルヒネの200倍とも言われている鎮痛弛緩作用のあるホルモン、エンドルフィンを分泌しますので、穏やかで快適な出産が可能となります。薬を使わずとも、催眠を用いることで体内ではしっかりと鎮痛作用がもたらされていきます。

ヒプノ赤ちゃん講座では、自己催眠をはじめとするお産に向けてのテクニックを丁寧にお教えし、出産までの間に練習を繰り返していただきます。しっかりと習得されると、実際のお産のときにも、ご自身の世界にすぐに入り込むことができ、深いリラクゼーションを味わいながら、自然に委ねてお産を進めていくことができます。
自己催眠になじみのない人にとっては、これほどまでに深くリラックスした状態に入っているのは何かの薬を飲んだのではないかと思うかもしれません。そのくらいに穏やかに自然にお産を進めることが可能です。

【ご参考】 催眠は1955年に英国医師会(British Medical Association)が有効な治療法として認めています。米国医師会(American Medical Association)と米国心理学会(American Psychological Association)も1958年に催眠を有効な治療法として認めています。 米国歯科医師会もまた催眠を有効な治療法として認めています。

出産する病院はどこでもいいのですか?
穏やかな自然出産を実現させる為には、分娩環境を整えることも大切です。
病院や医師によって分娩に対する方針もさまざまで、できるだけ自然出産を尊重しようという考えのところもあれば、早期医療介入を推奨している施設もあります。 あなたが理想とする出産とはどういうものなのか、まずそれを具体的にイメージし、あなたの選んだ出産方法を尊重し、サポートしてくれる施設を探しましょう。
ヒプノ赤ちゃんでの出産の場合、自然出産に好意的で、できるだけ自然の流れに沿って進めてくれる施設であることが重要です。そのほか、出産立会人(夫や家族)が自由に立ち会えること、フリースタイル分娩を認めてくれるなど柔軟な環境が望ましいです。

素晴らしい出産を実現するためには、医療従事者側とのコミュニケーションを密にし、信頼関係を築いていくことが大切ですので、疑問や不安を残さず、率直に話し合うことをお勧めいたします。 あなたと赤ちゃんが出産の主役だということを忘れないでください。
ヒプノ赤ちゃん講座だけでなく、ヒプノセラピーの個人セッションにも興味があります。
ヒプノ赤ちゃん講座の中でも、催眠下で暗示を用いたイメージワークなどは行ってまいりますが、より深い部分での施療をご希望の場合には、個人セッションを受けていただく方が良い場合もあります。
妊娠期間中のヒプノセラピーセッションについては慎重に進める必要がございますため、熟練したセラピストが対応いたします。12時間の講座を受けてみて尚、個人セッションの必要性を感じた方は、担当プラクティショナーにご相談ください。個人セッションが行えるマスタープラクティショナーをご紹介いたします。
持病があるため、帝王切開になるかもしれません。そのような場合でもヒプノ赤ちゃん講座を受講できますか?
ヒプノ赤ちゃん講座は、自然出産の方法をお伝えしておりますが、ご希望であれば受講いただくことも可能です。
リラクゼーションや自己暗示の技法、おなかの赤ちゃんとのコミュニケーションなどメソッドの一部は、帝王切開でも役立てていただけるものです。 まずは、ヒプノ赤ちゃん協会またはお近くのプラテクショナーまでご相談ください。

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